ワックスの原型を作るときの作り方の流れが刻まれた彫金レベル1のかけらである。
ワックス原型製作の作り方には、基本となる流れ1・2・3があります。
これはワックス原型制作の作り方の型みたいなものです。
守破離で言うところの、守となります。
まずはこの型通りの流れで作り方を覚えて、色々なデザインのワックス原型製作の経験を積んでいきましょう!
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デザインを用意する
ステージに合わせて、デザインを用意してみよう。
今のあなたのステージはどれ?
見習いステージ
実物を用意しよう!
実物を見ながら、そっくりそのままのカタチになるように作り出していく。
独り立ちステージ
3面図を用意しよう!
まずは、目で見て実物に触れて、自分の感覚を確かめながら3面図に書きおこす。
(なるべく正確な寸法も書き添えておくことで、確認しながら作ることができる。)
(相手に見せる3面図ではないので絵の上手い下手は気にしない。何度見ても自分にとってその絵が同じ感覚で見れれば問題なし。)
次に3面図だけを見て、デザインを立体的にイメージしながら作り出していく。
(平面の図を見て、頭の中でその画像を立体的にイメージ出来る脳を作り出すための訓練をしながら作り出していきます。)
クリエイターステージ
頭の中に用意しよう!
ウェブ画像や雑誌の画像から立体を想像して、そのアクセサリーデザインを作ってみる。
出来ればワックス原型を作り終えた後に、出来栄えを比較するために実物を確認すると良い。
作り方を選ぶ
デザインや今のあなたのスキル能力を考えて、以下の3つのうち1番完成度が高くなる自分の得意なスキルパターンを選択する。
(おもにスパチュラ・ヤスリのスキルがメインとなる作り方です。)
(スパチュラ・ワックスペン・ヤスリのスキルをまんべんなく使う作り方です。)
(おもにワックスペン・スパチュラのスキルがメインとなる作り方です。)
上達のポイント
まずは作っていて好きだなと思うスキルを多用する作り方を選択して、そのスキルを特化させていく。
得意とするスキルを身につけると、作り方のパターンが組み立てやすくなります。
作り方が決まったら・・・
決まっている条件の部分から順番に作り始めていく
step
1ワックス素材をデザインが取れる大きさに切り分ける
板やボックス、チューブ型と、販売しているワックスの素材の形は決まっています。
その決まった形から、作りたいデザインになりそうな素材を選び、切り分けていきます。
例えば、リングならリング幅に沿ってチューブワックスを切るとか、ペンダントなら大きさや厚みに合わせてボックスワックスを切り分けるなど。
step
2機能的に必要な部分から作り始める
指輪なら作りたい号数が決まっていますので、まずはリングサイズを合わせる作業から始めます。
さらに宝石が入るなら、宝石の形や大きさに合わせた石座が必要です。
このように作りたいデザインの機能的に必要な部分はどこなのか見つけ、そこから作り始めていきます。
step
3デザインの輪郭
機能的に問題ない形になったら、はじめてここでデザインの輪郭(フォルム)を作り出していきます。
削り出したり、盛り付けたりしながら、ここでさっくりとしたデザインの形を完成させます。
step
4細部のデザイン
さらに細かく模様や装飾などを入れて、作り込んでいきます。
この1・2・3の流れに沿って、あなたが作りたいアクセサリーを作っていきましょう!