地金制作では、基本シルバーで作り方を覚えていきます。
なぜシルバーで作るのか?
シルバーの地金って意外とバカにならない値段するんですよね。
それなら、銅や真鍮で作ったほうが安く済むからこっちにすればいいんじゃないの?
確かに材料としては格段に安いので元手をおさえることはできますね。
しかし、地金制作を学ぶための素材として考えると、あまりオススメできない素材なのだ。
その最大の理由は、『ロウ付け』にある。
ロウ付けは、地金で立体的なデザインを作り出すためには絶対に覚えなくてはならない必須のスキルです。
銅や真鍮のロウ付けはかなりむずかしく、ロウ付けを学ぶ素材としては向いていない。
そうなってくると当然、切りやすさ、曲げやすさ、ロウ付けのやりやすさなど総合的にみても、シルバーのほうがスキル習得に適した素材だと言えるのだ。
(銅や真鍮でアクセを作りたいという方もまずはシルバーでスキルを習得してからのほうが良い。)
ただし、和彫りの練習に関しては、まずは銅板で練習していきます。
シルバー地金の仕入れ先
数々の有名ブランドでも扱っているシルバーアクセサリーの原材料となるSv925(シルバー925)製の銀板や銀線を、個人でも1つからでも注文できる良心的な業者を紹介します。
銀板や銀線サイズも豊富に揃っているので、作りたいアクセデザインに合わせてサイズを選ぶことが出来ます。
さらには、各材料の値段が表示されているので、その場で仕入れ値が計算できるのも嬉しい。