デザインを決めるまでの流れ
はじめて指輪を作るという方にも分かるように、デザインガイドを用意してみました。
このデザインガイドでは、「4つのリングデザイン」「4つの断面形状」「3つの表面加工」「2つの仕上げ方」をそれぞれ選び、その組み合わせた指輪デザインを作るための流れが分かるガイドとなっています。
まずは、下の図を見てください。
こちらが今回、デザインを決めるための流れとなります。
それぞれの項目内容を細かく見ていきましょう。
リングデザイン
リングデザインは、ストレート型(細・太)、カーブ型(V・波)と全部で4種類。
そのうちの1つを選んだら、2へ進みます。
- ストレート型・・・リング幅が細め・太めの直線的デザイン
- カーブ型・・・リングの形がV型や波型の曲線的デザイン
リング幅について
ストレート型
リング幅は1.8mm~7.0mmの間で自由な幅を決めてよい。
細めから太めまでお好みのリング幅を決めてください。
カーブ型
リング幅は1.8mm~3.5mmの間で自由な幅を決めてよい。
マリッジリングなどは、男女ともにリング幅2.0~2.5mm程度が主流です。
断面の形状
次に、指輪の断面のカタチを、
平打ち甲丸凸凹
の4種類の中から選びます。
- ストレート型によく使われる断面形状
平打ち、甲丸、凹 - カーブ型によく使われる断面形状
甲丸、凸
リングの厚みについて
リング全体の厚みが均一で、今回は最大で1.5mm厚までにしてください。
表面のテクスチャ
表面の模様を選ぶ。
シンプル、槌目(つちめ)、ラインの3種類。
※1と2の組合せにより、選べる模様が決まっています。
ストレート型 平打ち
【シンプル】【槌目】【ライン】
ストレート型 甲丸
【シンプル】【槌目】【ライン】
ストレート型 凸
【シンプル】
ストレート型 凹
【シンプル】
カーブ型 平打ち
【シンプル】【槌目】
カーブ型 甲丸
【シンプル】【槌目】
カーブ型 凸
【シンプル】
カーブ型 凹
【シンプル】
仕上げ
最後にリング表面の仕上げ方法を選びます。
鏡面仕上げ、つや消し仕上げの2種類。
デザインサンプルイメージ
平打ちリング(ストレート型)
シンプル
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【仕上げ】
鏡面、つや消し
槌目
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【仕上げ】
鏡面、つや消し
ライン
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【ラインの向き】
タテ、ヨコ、ナナメ
【仕上げ】
鏡面、つや消し
平打ちリング(カーブ型)
シンプル
【リング幅】
2.0mm~2.5mmがベスト
【曲線デザイン】
V、ウェーブなど
【仕上げ】
鏡面、つや消し
槌目
【リング幅】
2.0mm~2.5mmがベスト
【曲線デザイン】
V、ウェーブなど
【仕上げ】
鏡面、つや消し
甲丸リング(ストレート型)
シンプル
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【仕上げ】
鏡面、つや消し
槌目
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【仕上げ】
鏡面、つや消し
ライン
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【ラインの向き】
タテ、ヨコ、ナナメ
【仕上げ】
鏡面、つや消し
甲丸リング(カーブ型)
シンプル
【リング幅】
2.0mm~2.5mmがベスト
【曲線デザイン】
V、ウェーブなど
【仕上げ】
鏡面、つや消し
槌目
【リング幅】
2.0mm~2.5mmがベスト
【曲線デザイン】
V、ウェーブなど
【仕上げ】
鏡面、つや消し
凸リング(ストレート型)
シンプル
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【仕上げ】
鏡面、つや消し
凸リング(カーブ型)
シンプル
【リング幅】
2.0mm~2.5mmがベスト
【曲線デザイン】
V、ウェーブなど
【仕上げ】
鏡面、つや消し
凹リング(ストレート型)
シンプル
【リング幅】
1.8mm~7.0mmまで
【仕上げ】
鏡面、つや消し
凹リング(カーブ型)
シンプル
【リング幅】
2.0mm~2.5mmがベスト
【曲線デザイン】
V、ウェーブなど
【仕上げ】
鏡面、つや消し
ワンポイントアドバイス
指輪の雰囲気を確かめたいときは、実際のリング幅に紙を切り取って、指に巻いて見てみます。