ワックスでフォックスでマックス先生だ~
今回は、ブレスレットによく使われるエンドパーツ(つなぎ合わせるためのパーツ)。
マンテルリングをワックスで作っていこうと思います。
このアクセサリーを作ることで、
学ぶことができるスキルや考えるべき課題はというと、
- ワックスの盛り付けスキル
- ワックスの削り出しスキル
- シンメトリーデザイン
3Dの立体造形は兎にも角にも、盛って彫るだけ。
この作業のスキルのレベルで作れるデザインのクオリティーが決まる。
それでは今日も元気に~3分彫金で~MAX!MAX!
ブレスレット用マンテルリングのワックス原型
盛り付けデザインが入ったブレスレットの留め具「マンテルリング」のワックス原型を作ろう。
彫金動画
この映像には、マンテルリングのワックス原型製作の映像がおさめられている。
必要な材料と道具
- ワックスペン
- ドリルビット
- リューター(あれば作業がスムーズ)
- 糸鋸フレーム
- 糸鋸刃(地金用&ワックス用)
- ワックスリーマー(スタンダード)(細)
- スプリングコンパス
- 粗目ヤスリ(平または半丸)
- ラウンド型の切削ビット
- 耐水ペーパーヤスリ(#600、#1000)
- スパチュラ(平刀型)(耳かき型)(針型)
- 精密ヤスリ各種(半丸)
- スポンジヤスリ
- 刷毛(100均に売っているものでOK)
- スリ板&クランプ
マックス先生の制作アドバイス
ワックスのペン先は、極細にカスタマイズしたものを使うと繊細な盛り付けができるぞ。
ペン先は、普通サイズと極細サイズの2本持っていることをおすすめする。
ワックスの盛り付けは、思い描いたデザインよりやや膨らみがあるな~ぐらいで良いです。
多少、いびつでもOK。
その後のスパチュラでの削り出しで、整えればいいからさ。
だから、盛り付けが足りないってのは、ダメよ。
ワックスペンで多めに盛って、スパチュラで削ぎ落とし、デザインにしていく。
これが、盛り付けデザイン制作のパターンだからね。
そこんとこ、よろしく!
丸い凹み部分をきれいに整えるには、映像にもあった通り、
リューター用の先端工具の ”ラウンドタイプ切削用ビット” が重宝するよ。
この工具は、地金に穴を開ける時に使う工具なんだけど、
ちょくちょくワックスでも使っていくので、各サイズ揃えておくと便利だよ。
直径0.5mm、1mm、2mmあたりを持っていれば、ワックスでは大丈夫。
地金制作になったら、もっと細かくサイズを揃えておきます。